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皆さんはどんな財布をお持ちですか? お出かけの際、手帳やメイクポーチは忘れてしまっても困ってしまうことは少ないですが、財布は忘れるわけにはいかないですよね。 財布・携帯・キーは現代人の外出必須アイテムだと思います。 今では電子マネーが波及し、大きなお財布は持ち歩かない方や、日ごろの支払いはクレジットカードで済ますという方も中にはいらっしゃるかとは思いますが・・・ 財布はそれぞれ持ち主の個性でもあります。 デザインや機能、大きさやカラー・・・現代は様々なお財布で溢れかえっていますが、財布が誕生した古代はとてもシンプルで、目的がはっきりしていました。紙幣のない時代には今のような財布の形ではなく、真ん中に穴の開いた通貨をただ単に紐で通してくくっていたものでした。 今日は、毎日当たり前のように使っている財布はどのようにして生まれたのか、財布の歴史を追ってみたいと思います。 お財布の素材として、最もポピュラーなのは革ではないでしょうか。 皮革の利用は歴史が古く、50万年も前から体にまとうものとして利用してきました。紀元前8000年頃には腐らせない方法や油を塗ってやわらかくする方法が編み出されていました。 古代から革は人間になくてはならない存在だったのですね。 紀元前3000年には樹皮につけて色をつけたりなめし加工が行われました。時代が進むに連れ、革は徐々に人気となります。産業革命の頃には薬品によるなめし方法が発見され、今ではこうした薬品のなめし方法が短時間で大量生産できるとして、広く使われています。 日本でも古くから鹿やカモシカ、いのししなどの革を利用してきました。特に鹿の革は丈夫で通気性が良いので足袋に使われ、のちに利用される牛革と共に武具・衣類・履物など広い範囲に利用されるようになりました。 飛鳥時代にはなめしが行われたと記録されています。革産業は温暖で雨量が少なく、川が流れる地域で発展し、今では兵庫県・東京都・和歌山県が革の三大生産地といわれています。今でも日本国内の数少ないタンナーがあります。 財布 欧米で財布が登場したのは、紙幣流通が始まった17世紀、1690年。 それまでは牛革や馬革をなめして作られた、ひもつきの小さな袋が硬貨を入れる、財布の役割をしていました。アメリカでは牛肉の消費量が多かったのと、農耕馬を飼っていることから革がたくさん生産されています。 日本では紙幣が流通する以前は、中央に穴があいた硬貨が使われていて、穴にひもを通して持ち運びしていました。紙幣が伝わった江戸時代に藩の紙幣が使われるようになり、財布が懐紙入れの技術を応用して作られました。 懐紙入れは折りたたみになっていて、中を開くと懐紙を入れるポケットがついています。日本は包むという技術があったので、お金も包むという感覚がしっくり来たのかもしれません。現代の財布もファスナーやフラップで「包む」行為に似ていますよね。 風呂敷でお札を包むこともありますよね。各国の文化や風習も財布の発展に色濃く影響しているようです。 財布の発生は、おそらく貨幣経済の発生・発展とともに生まれ、進化していることが分かりました。 貴重な物品を落とさないために、袋にひとまとめにして持ち歩き、売買をする際、中身の出し入れが容易なものが広く利用されたのでしょう。貨幣経済が多発的なのもでもあるため、財布の発生原点は不明です。 貨幣の歴史同様、財布の歴史も深いのです。 財布 現在広く使われている、複数のカード用のポケットつきの二つ折りの財布は、1951年にクレジットカードが発明されて以後広まり、1950年代初期にほぼ現在のものと変わらないデザインのものが完成しました。1970年代にマジックテープ(面ファスナー)を使用した財布が広まりました。 新たな支払い方法が増えるにつれ、財布も少しずつ形を変えながら私たちがより使いやすい様、進化していきます。 現在は財布といっても大変幅広く、ブランド、大きさ、用途、カラー、素材・・・ 選ぶのに困ってしまう程、膨大な種類の財布が出回っています。 日本の女性は世界の中でもバッグ好きで知られています。女性はバッグに財布を入れることが多いのですが、男性はあまりバッグを持たず、財布を上着やズボンのポケットに入れることが多いですね。 そのため男性の衣類には、財布を入れるポケットに紛失・盗難防止用のボタンがついていることもあります。ウォレットチェーンに財布をつないだり、マネークリップでお札を挟んで持つなどと、お金や財布の持ち方も変化しています。 これから財布はどのように変化を遂げていくのか楽しみでもありますね。 財布 |
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